夕食作りを末娘が担当してくれたので、それまでの時間、私が我が家で一番好きな場所で本を読むことにしました。
お隣りには小学生のお子さんがみえて、鍵盤ハーモニカの練習に熱が入っています。「うん?・・なんだ??
いいとこまで、吹けるのに・・・」
いいとこまで、吹けるのですがいつも同じところで外してしまいます。
そして、また、初めからやり直し。
「いいんだよ!間違ったところからやれば〜最初からやらなくていいんだよ!
そうそう・・あーーーっ⤵」
「ほら、やってごらん?♬♪うんうん、あらま、また、初めから?♬♪」
何度も何度も初めからやり直し・・
私の心の声は届かなかったようです。
「お母さん!ご飯できたよー」と娘の声。
本の内容なんて全く頭に残らず、外れた鍵盤ハーモニカの音色だけが残りました。