おうちの人に竹馬を作ってもらってから2週間がたちました。毎日コツコツと練習している子がたくさんいます。頑張っています!
すぐには乗れない竹馬ですが…。
歩けるまでに怖さや苦しさや悔しさがあって、それを乗り越えると「できた」という達成感は大きいと思います。それが今後の力になっていくといいな〜と思っています。
取り組み方は、一人ひとり違います。一人でコツコツ頑張れるな、先生と一緒にやりたいんだな、友だちと一緒なら頑張れるんだな、できないからと逃げてるななどなど。
その一人ひとりに向き合って、声をかけたり、見守ったりしています。
さて、竹馬エピソード2!
おうちの人に竹馬を作ってもらった次の日、朝の支度を終えると「やりたい!楽しみ!」と言って足袋の袋を持ってニコニコでした😊
初めて履く足袋。足の指がひっかかり、試行錯誤で履けました。
それから、竹を持って壁にもたれて、足をゆっくり確かめるように乗せていました。でも、片足がやっとのことで、しばらくすると降りて、また、別の場所に移動。そこでも、片足がやっとのこと。
どうやら、やりやすい場所を見つけているようでした。
やってみると、難しいことがわかり、気持ちも下がったようで、、、「ちょっと難しそう、、、」と。
でも、「歩けるようになりたい」とも話してくれました。
それから、毎日、コツコツと練習することで、壁に持たれたまま立つことはできるようになりました。しかし、「立てたね!」「のれたね」と伝えてもあまりいい顔はしませんでした。
壁に持たれたまま立つことで「のれた!」と思う子がいる中、うかない顔をするのはどうしてだろうな〜?!と思っていました。
今思うと、きっと本人の「のれた!」は、歩くことなんだと感じています。
昨日の朝は、仲良しの友だちが竹馬に出て行く様子を見て、出て行きました。
お!やってるやってる😊と見ていると、、、
(友だちの後ろに隠れてしまっていますが、、、)
一歩が出たー‼️‼️‼️
すごい👏すごい👏✨
さらに、4歩、5歩まででてきました。
どうしてここまでできるようになったのかを聞いてみると、
「〇〇ちゃんがやってるの見てたから!」って教えてくれました😊
実は、その友だちも数日前に歩けるようになったところだったのです。
そうか!なるほど‼️
記録や写真を振り返ると、その子の近くにはいつも仲良しの友だちがいました😊✨
今日も、友だちが隣りにいましたよ。
友だちが進んでいくと、それを追いかけるように一歩、前へ出て行きました。
そのあとは、友だちが竹馬から降りて応援し始めたのです!
一歩。そしてまた一歩と距離を伸ばしていきます。
わぁ!すごい!頑張ってる‼️
「ここまで歩けるようになったね!」と伝えると、「〇〇ちゃんの声が聞こえたから頑張りたいと思った」と教えてくれました。友だちの応援でがんばれたようです!
ほっこり、暖かい気持ちになりました。
本人も、とてもいい笑顔でした🎵
頑張ったね。🎌✨
仲間を思っているからこそ、友だちを応援したい!という気持ちも嬉しかったです。
友だちからまた友だちへ伝わって、みんなで竹馬で遊べる日が楽しみです❤️
お家で、竹馬の話題は出ていますか?
できた!という報告はもちろん、嫌だ、やりたくないという気持ちもきっとあるかと思います。話題がありましたら、連絡帳で教えて下さいね。お待ちしています。
記事:戸瀬