みんなが降園準備をしてる頃、大きい組の子どもたちが、ドドドっと階段を駆け降りてきました!
「みちこ先生!三角地(うさぎ小屋があるすみれ組の南の畑のあるところ)にたぬきのたまごがあるって、中くらい組の子が言ってるの‼️」と。(びっくり)(びっくり)
口々に「たぬきのたまご!」「たぬきのたまご!」と走って行きます!
「あのさぁーたぬきってたまごから産まれるんだっけ?」
「それは調べてみないとわからない!「お家に帰ったら調べてみるわ!」
調べ活動が色濃い年長です。感心感心!
でも、きっと何かの見間違いだと思っていた私は・・・
時間経過と子どもの証言。先生たちの情報を集めてみました。
ゆきこ先生情報
「ひまわり組のれおくんが、給食前に手を洗おうとして、うさぎ小屋の方から畑のカブの方に向かって歩いているタヌキを見つけたようです」
第一発見者はれおくん!
それを聞いて、あゆ先生が三角地に行くとそれっぽいものが・・・
みんなが大きな声でたぬきー!と叫んだらシャイなたぬきくんは恥ずかしがって、うさぎ小屋の裏側に隠れてしまいました。
あゆ先生は大急ぎでゆきこ先生に報告!
子どもたちを遠くに離れさせて、ゆきこ先生はたぬきを激写!
さすが岐阜の山奥育ちです。
草にまみれ、みにくいですが確かにたぬきくんでした。
その後、静かにしようと年中さんは部屋の中に。
でも騒ぎを聞きつけて、今度は年長さんが三角地に集まったようです。
きよこ先生情報
「三角地からひょこひょこやって来たのをみゆき先生がみつけて、くま組はテラスに出て見たようです!」
たぬきくんと元気な年長さんが鉢合わせをしなくて良かった!
でも、想像力豊かな年長の子どもたちは・・・
ゆりか先生証言
年長さんは、たぬきもういない!?となったけど、「たぬきの卵は、まだある!」と。
卵?
「うん。はるくんが言ってたよ!
はるくんに聞くと、年中の子が言ってた。誰かわかんないけどさ!」
伝言ゲーム的な流れ。
しかし、結果。
葉っぱの間から差し込む光が、ピンポン玉くらいの大きさでそれを卵だと思っていた子と、カマキリの卵がちょうど木についてて、それを中くらい組はたぬきの卵と思ったんじゃない?!と子どもたちは想像しました。
これはこれですごい想像力です。
その後、たぬきくんは坂を登ってキッズランドに遊びに行ったようでした。
これも子どもたちが「あの方向はキッズランドに行ったんだ!」と想像。
でも、必ずたぬきくんは遊びに来ると、先回りしてキッズランドで待っていたきよこ先生はあっさり、振られてしまいました。
「今度、たぬきを見たら静かに先生に教えてね!
可愛くても絶対、追いかけたり、触らないように!」と子どもたちと約束して一件落着。
でも、きよこ先生はいつまでも「たぬきくんと一緒に遊びたかった・・💔」と呟いていました。