たぬき事件があった夕方、職員室でみんなでワイワイ話してました。
「教員の第一発見者があゆ先生ってなんだか可愛いね!」
「あゆ先生びっくりしただろうね?」
「慌てて、ゆきこ先生に報告に行ったのかしら?」
「いやいや、案外冷静でしたよ!あゆ先生!」
イノシシはうりぼうの方が美味しいと教えてくれた、ゆきこ先生はこれまた冷静に。
「たぬきの本物見たかったです!」
子どもは大騒ぎしてたけど、何も見ることのなかった、ゆりか先生。
「以前、第二体育館の下にいたの見たことありますよ。」との目撃情報はしげこ先生。満月だったから腹づつみのお稽古に??と言ってました。
「じゃあ住みついてるのかしら?」
「夏野菜が荒らされてたのもたぬきのしわざ?テンだって言ってたけど・・」
「だけど、たぬきって野菜食べる?」
ここで大府市の『おおぶいきもの図鑑 ほ乳類』で調べてみると、大府には
1、イタチ
2、タヌキ
3、ヌートリア
4、モグラ
の順に書かれていて、一年中見られることや、大府みどり公園などによく現れるということです。
サッカーのコーチは『よく見る!よく見る!今の時期、多いんじゃない?』『なんで?』『冬に備えてじゃん!』
タヌキは熊のようにぐっすり冬眠しませんが、冬を前にたくさん食べて、動きは鈍くなるようです。
『食べ物は、カエル、魚、果実を主に食べ林に住んでいて夜行性である。』真昼間、それに林と言ったら二つ池公園??大府みどり公園からはるばるやってきた?
『でも、家族で動くよねぇ?』
『お父さんはエサを探しに行くらしいよ!』『オスだったのかな?メス?』
色々話して迷子の若いオスのたぬきでまとまりました。
いくら迷子だとは言え、こんな賑やかな幼稚園に、それも昼間現れるなんて、ホントにエサが少ないのですね。
地球温暖化?自然の摂理に反して野生の動物は、どんどん住みにくくなるのでしょうね。
そんなことを話してる中、きよこ先生がいません💦💦
きよこ先生は暗いキッズランドのブランコでお月様に照らされながら、いつまでもたぬきちくんを待っていました。笑