さとしくんはゆりか先生のお手伝いで、あんな先生に届け物をしてくれました。
ちゃんと渡せましたし、上手にお手伝いが完了しました。
そしたらお当番できてくれたすずちゃんとかのちゃんがなんだかこちらを見ています。
お手伝いを終えたさとしくんにお部屋まで一緒に帰ろうと誘ってくれていました。
別々の用事で事務室まで来たのに、さとしくんのお手伝いを見届けて声をかけてくれたのです。
「自分がやりたい!」「いつもお当番がいい!」「俺が先だ!」「ちっとも、私はできない!」と自分の要求が中心の子もいる中、お花とハートが飛んでいるような光景でした。