今日は地震と給湯室からの火災を想定した避難訓練を行いました。
とその前に…
先週から満3クラスの子どもたちには防災のお話をしてきました。
本来地震や火災はいつ起こるか分かりませんが、満3クラスの子が急に避難訓練をしたらどうなるのだろうか?と考えるとドキドキがとまりませんでした。
怖くて泣けてしまうのではないか (´;ω;`)ウゥゥ
走ってどこかに行ってしまうのではないか😰
訓練ということがどこまで伝わるのか?パニックになるのではないか…
様々なことを考え、事前に『おはしも』という言葉やイラストで訓練のことを知らせました。
さて、朝の会で歌を歌い終わると園内放送が入りました。
すると担任より先に「シーッ」という子どもたち。(^_-)-☆ウフフ身についているんですね。
そしてすぐさま放送と保育者の話を聞いて机の下にもぐりはじめました。
中には怖くなったのか動きがとまってしまう子もいました。保育者が近くに寄り添い声を掛けて一緒にもぐりました。
その後も放送を聞いて、防災頭巾をかぶりましたが、話さず走らず約束をきちんと守って大学のグランドまで避難しました。
子どもたちは今まで見たことのない真剣な顔つきだったと思います。
避難し終えた後に、一粒の涙が零れ落ちる子がいました。いつもと違う雰囲気を感じ怖かったようです。その気持ちもわかります。でも不安になってもみんなと行動ができてすごいことだと思いました。
グランドでは園長先生の話を聞き、防火管理責任者の道子先生からは、『おさない・はしらない・しゃべらない・もどらない』のお話や命の大切さ、約束を守って避難できたことを褒めてもらいました。
どの子も特大花丸💮でした!!
保育室に戻ると担任が何も言わなくても、自分の防災頭巾をロッカーに戻していました。「すごいなぁー」と思う担任。
帰りの会では「あわてない・あわてない」という紙芝居読み、避難訓練の振り返りをしました。
みんな〜『おはしも』のことを覚えているかな?おうちの人にお話をしてね😀
また、ご家庭でもいざという時の準備、心の準備、物の準備、家族との連絡の準備などの確認もしておくのもいいですね。
担任は避難訓練を無事に終えて『ほっ』としています。
そしてなによりも、子どもたちが先生の話を聞くことが身につき、立派な姿に成長を感じました。
記事:鈴木