子ども同士でトラブルが起きた時、また、園での生活がその子によって大きく崩れた時(一方的に相手を傷つけたことが明らかにわかる時、自分勝手な言動や行動をした時)先生たちは、状況を見ながら指導しています。
ケンカなど、多くの場合は当事者同士の話を聞いて、それぞれの子どもの気持ちを代弁しながら解決していくのですが、なかなか素直になれない子もいます。
周りで見たり、聞いたりしていた子どもたちも、あーでもない、こーでもないと教えてくれます。
子どもたちの話しをつなぎ合わせるとだいたい状況が見えてきます。
それで解決できる場合が多いですし、私たちも子どもの話しを十分に聞いて解決する努力をします。
幼稚園生活のなかで『いいこと』も『悪いこと』も体験して、自分で感じ、考え、一人ひとりのアイデンティティを確立していければと思っています。
それには周りの大人がいいこと、悪いことを示していくことが大切なことになっていきます。
これも、それぞれ家庭の方針で大事にしていることもあるかと思います。
『子どもを叱らないのが我が家の方針です』それはとても素敵なことですし、幼稚園でもたくさん褒めたいと思っています。
しかし、どうしても伝えなければいけないこともあるのです。
個々を大切にするからこそ、タイミングよく「これはいけないことです!」と教えていきたいと思っています。
まず、嘘をつくことは絶対にダメ!
これだけが伝わればいいくらいだと私は思います。
誰だって叱られたくないので言い逃れをしようと考えます。
大好きなお母さんや先生に、なんとか自分を正当化しようと子どもなりに考えます。言い訳が自分の気持ちを伝えるホントのことだったら問題はないのですが、この言い訳を作ることが新しい嘘を作ってしまう子もいます。
どうすればいいのでしょうか?
どう、教えていくべきなのでしょうか?
日々、課題のある私です。
あっ!
愛知県も新型コロナウイルスの感染人数が多くなってきました。
我慢の三連休ですが、お家時間も工夫してお過ごし下さい。