竹馬で1人コツコツ歩いたり、友だちと歩く速さを競争したり、竹馬を支える台から先にある別の台まで歩いたり、壁に持たれたまま横に歩いたりと自分なりに楽しみながら遊んでいます。
友だちが竹馬でお相撲をしているの姿を見て「自分もやりたい」と必死に歩く練習をする子もいました。
竹馬活動は、外ばかりではありません。朝の会、帰りの会では、竹馬についての話しも行います。「朝、1歩歩けて嬉しかった」「やろうと思ってるけど足が痛くてやめた」「お友だちが竹を持ってくれたらちょっとだけ歩けた」「乗るとゆらゆらするから怖い」そんな話しもしています。
ただ「竹馬に乗れるように 」と練習するのではなく、竹馬に興味を持って欲しいと様々な仕掛けをしています。
『ひろちゃんの竹馬日記』もそのひとつです。(ご存知の通り、我が幼稚園の実践を道子先生が書き下ろした絵本になっています。)
絵本にあるように、竹林に行ったり、竹馬を作る会を振り返ったり、とうもろこしを育てたり、竹馬に乗ることが怖いと思ったり、、、。
自分が体験したことや感じたことと絵本の内容が重なるところがたくさんあります。
これまでにクラスで読み聞かせを繰り返してきました。
初めて読んだのは、作る会の後です。
読み始めると、
「オレたちも竹林に行ったよね。」「私も針金を持ってった」「おじいちゃんが作ってくれた!」「ママだった!」「メッセージも書いてもらった!」「おんなじだ〜」と話し出しました。
そして、とうもろこしの苗を植えた後には、
「とうもろこし!同じだ。ピーマンは絵本にないね。」「僕も転んだ。でも、痛くなかった。」と😁✨
そんな話をしていると、、、
「なんか竹馬、やりたくなった!」「はやく外に行こう!」と言い出す子がいました。その声を聞いて、みんながソワソワ。竹馬をやりに出て行きました‼️
また、絵本の中に出てくる、ひろちゃんたちが惠子先生が読んでもらったものと同じ「えばなし」も読み聞かせをしました。
昔は、お百姓さんが作物が育つように、土の中の神様にお願いをしたことがわかると、
「とうもろこしが同じ!」「畑に行って竹馬やりたい!」と気持ちがうずうずしてきたようで…早速、畑に行っている子もいました。
「やりたい」と思うきっかけは、様々です。しかし、自分でやりたい!と思った時のパワーは、すごいですよ!
今日は、昨日からの梅雨入りで雨が降っていましたが、「竹馬いつできるの?」と竹馬をやることを楽しみにしていた子もいました。
記事:福田