6月中旬に、幼稚園にあるラベンダーの花を刈り取りました。
すると、クンクンクン、、、。
刈り取った花の匂いを嗅いでいました。表情からいい匂いだったことが伝わってきました☺️
それからしっかり乾燥させ、、、
花を摘み取りました。
「いい匂い〜」「レモンの匂いに似てるような〜どっかで匂ったことがある〜」「家にもある!」「花ちっちゃい」「すぐ花とれた!」「たくさんすぎは、ちょっと臭くなる」など。
ラベンダーを触った後も、手に匂いが残っていたので、ずっと嗅いでいる子もいました。
どのクラスも、そして、年長の廊下までもがラベンダー畑のようにずっと匂いが漂っていました❤️
さて、仙台の野々島からも沢山のラベンダーが届いたことを惠子先生から教えていただきました。🛩
なぜ、仙台の野々島からか?!
それは、、、今から10年前に起きた東日本大震災。
その後、道子先生が仙台へ行ったことがきっかけで、それから先生たちみんなで夏休みや春休みを利用して、今まで13回東北へ出かけていました。
以前、東北へ行ったおたよりを載せますね!野々島と幼稚園の繋がりが載っています。
今はコロナ禍の影響で、なかなか行けないので、いつか行ける時が来ることを願っています。
子どもたちには、みんなが産まれる前に大きな地震が起きたこと、津波が来たこと、野々島という島にラベンダー畑があること、幼稚園と野々島が繋がっていることを話しました。
子どもたちは、担任の話をとても真剣に聞いていました。
「津波知らなかった、、、」とつぶやく子もいました。
話をして伝えていくことくらいしかできませんが、風化させないことだと思います。
届いたラベンダーを子どもたちに間近で見せました。
「うわぁ!たくさん!」「めちゃいっぱい」「こんなにたくさんとったのー?」「たくさんポプリができるね」「匂いがきつい、強い」「(触って)ふわふわ〜」「気持ちいい〜」と。
仙台から届いたたくさんのラベンダーと、幼稚園で育てたラベンダーを「ラベンダー同好会」さんにお渡ししました。
これから緊急事態宣言が解除され、同好会の活動が始まったら、お母さん方が復興支援の一つとしてポプリを作って下さると思います。
記事:戸瀬