ちょうど職員室で、当時の行事部の部長さん、副部長さん、会計さんと打ち合わせをしていました。
鈍い揺れだったように記憶していますが、すぐに、遅バスでバス待ちをしている子どもたちを集めました。
キッズランドで遊んでいる子どもたちもいましたが、みんな、しっかり話しを聞いてくれました。
「けっこう、揺れたね!余震もなさそうだからバスは発車させよう!すくすくの子どもたちは、状況を話して部屋の中の活動にしようね。」
と、園内の子どもたち、それから帰宅した子どもたちの安全を確認し、ホッとした頃、東北では大災害が起こっていました。
現実では考えられない被害の大きさに、何もできない自分の無力さを感じながらも、何かせずにはいられない気持ちになりました。
縁あってその年の11月に仙台に行く機会に巡り会いました。
そこから、塩竈市の野の島との繋がりができました。
先生たち有志で年に2回、復興支援に行っています。昨年と今年は行くことができませんでしたが、今後も繋がっていきたいと思います。
写真は3年前の野の島の写真です。
東日本大震災を風化させず、近い将来起きると言われている私たちの周りの災害も他人事ではなく、備えたいと思います。