『覚悟を決める』

明日は年中合宿です!

当たり前のことで、しかも園長の私が言うことではないのかもしれませんが、至学館大学附属幼稚園の先生たちは本当によく働いてくれます。

特に年中組の先生はよく動きます。


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コロナ禍の状況で、年中合宿についても実施するかどうか考えました。

来年、年長でやればいいし、中止の声も実際ありました。

中止は残念だけど、実施するにあたり様々な対応を考えると、こんな状況だから保護者の皆さんもきっと中止しても理解してくださるとも、正直思いました。


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大学の附属幼稚園ということで日常的に大学の施設をお借りし、ダイナミックな活動や附属幼稚園ならではの恵まれた環境の中で保育、教育ができることは利点でもありますが、その分学生さんと共存するスペースもあり、実施にあたっては十分な感染予防対策を考えなければなりません。

合宿実施については、単純に考えて解決できることではないですし『覚悟』が要ります。

まず、それについては、誰よりもゆりか先生が「園長先生!!合宿やりたいです!!やらせて下さい!!」
と声を大にして要求してきました。
それに続いてまほ先生、わからないながらもあゆ先生も真剣に訴えてきました。


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そしてまた、実施できるように感染予防対策も含めてできる限りのことを考えてくれました。もちろん私を含め、先生たちみんなも考えました。

作業的にはいつもの合宿の5倍は仕事量が増えるだろうと予想されましたし、今日までもっと掛かりました。

それでもやりたいと思ったのは、子どもたちが合宿活動を通して、大きく成長すると信じているからです。

普段の園生活の中では体験できないことを体験できること。

仲間と一緒に一泊して、その頑張りと自信が合宿後の自己肯定感を作り上げられることに大きなプラスになること。

その後の園生活のステップアップに有意義な活動であると思うからです。


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少し寂しくなってしまう子もいるでしょうが、みんなと一緒にお風呂に入ったり、ご飯を食べたり、かっぱの沼に行ってカッパと祭りを楽しむころには、寂しい気持ちもなくなっていることと思います。

直ぐには成長が見えないこともあるでしょうが、先生たちと雨でも楽しい年中合宿!がんばります‼️


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